10/12 今日の蒲刈

すっかりと秋らしくなりました。

先週は、工場のある大浦地区で秋祭りがありましたが、8日の日曜日は、向地区で、秋祭りが開催されました。

向地区の祭りは、昔から22歳の若者が神輿を担ぎます。少子化で年々子どもの数が減っていて、今年は3歳下までの若者が神輿を担ぎました。

神輿を担ぐ若者を開帳と呼び、金曜日の夜から開帳宿で寝泊まりをします。

祭り当日は、早朝に海に入り、体を清めます。

 

 

呉市内の鬼は「やぶ」と呼ばれていますが、向地区の鬼は「ダイバ」と呼びます。

お昼から宮出しとなり、行列は、青年会という若者のやっこをダイバが邪魔をする形で進んでいきます。

夜は行列の先頭が、奴から太鼓に代わります。段々、青年会OBの方がダイバになり、かなり荒々しいもみ合いになります。

午後8時、行列の先頭の太鼓が地域を一回りし、出発した春日神社の鳥居をくぐると、行列は終了。

このあと、最後のクライマックスが、神輿の宮入りです。

神輿が拝殿に入るのを青年会が阻止します。数回繰り返し、最後は無事神輿も、拝殿に入り、祭りは終了します。

少子化で人が少なくなってきていますが、祭りを続けていきたいと願う若者がいることを誇らしく、そして、嬉しく思います。

向地区の春日神社秋祭礼は毎年10月第2日曜日に開催されます。来年は是非見に来てみてください。

スタッフ:I

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