すっかりと秋らしくなりました。
先週は、工場のある大浦地区で秋祭りがありましたが、8日の日曜日は、向地区で、秋祭りが開催されました。
向地区の祭りは、昔から22歳の若者が神輿を担ぎます。少子化で年々子どもの数が減っていて、今年は3歳下までの若者が神輿を担ぎました。
神輿を担ぐ若者を開帳と呼び、金曜日の夜から開帳宿で寝泊まりをします。
祭り当日は、早朝に海に入り、体を清めます。
呉市内の鬼は「やぶ」と呼ばれていますが、向地区の鬼は「ダイバ」と呼びます。
お昼から宮出しとなり、行列は、青年会という若者の奴をダイバが邪魔をする形で進んでいきます。
夜は行列の先頭が、奴から太鼓に代わります。段々、青年会OBの方がダイバになり、かなり荒々しいもみ合いになります。
午後8時、行列の先頭の太鼓が地域を一回りし、出発した春日神社の鳥居をくぐると、行列は終了。
このあと、最後のクライマックスが、神輿の宮入りです。
神輿が拝殿に入るのを青年会が阻止します。数回繰り返し、最後は無事神輿も、拝殿に入り、祭りは終了します。
少子化で人が少なくなってきていますが、祭りを続けていきたいと願う若者がいることを誇らしく、そして、嬉しく思います。
向地区の春日神社秋祭礼は毎年10月第2日曜日に開催されます。来年は是非見に来てみてください。
スタッフ:I
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